| 1980年、カナダのヨットマンであるアレックス・ティリー氏は、タフで実用的な航海用の帽子の製作を決意しました。それは水に浮かび、簡単に風に飛ばされず、洗っても縮まず、耐久性に優れ、しかも1日中被っていても疲れない魅力的なデザインであるべきだと彼は考えました
生地には10オンスの丈夫な帆布を採用。強くて粗いこのキャンバス地は、コットンダックと呼ばれる特殊な二本撚糸により縮み加工されています。濡れると繊維が膨張し、雨を弾いて通しにくくすると共に、水に濡れたツバは堅くなり顔や眼鏡をガードするよう工夫されています
頭頂部の内側には隠しポケットがあり、免許証や鍵、小物類が収納できます。また内側にポリエチレン・フォームの層が入っているので固いものにぶつかった時に頭を守る役割も果たします
スエットバンドのオープン・セル・フォーム層は汗を吸い込み、被り心地を良くする働きをしています。暑い日差しの中では紫外線をシャットアウトし、風の日には後頭部と顎の紐を結ぶことで帽子が飛ばされる心配もありません。潮風にさらされ使いこむほどに美しい錆を生じる英国製の真鍮のハト目デザインも、特徴のひとつといえるでしょう
世界的ヨットレース「アメリカズカップ」においてカナダチームに採用されているティリーハットは、その優れた機能美、使い勝手のよさからスポーツや気軽な街中の散歩など、あらゆるアウトドアシーンで活用されています
|