洗剤や水周りの薬品が進化する中、流れ出す生活雑排水も複雑化している現状があります。微生物
の項でも書き
ましたがそのため、水や土をきれいにしてくれていた従来存在していた微生物の数が減少してきているのです。
当然、浄化は鈍り、汚染の度合いが大きくなることは言うまでもありません。そして、何よりも、流した排水は、
また飲み水として帰ってくることです。
汚染が進めば、消毒として投入する塩素の量も当然増加します。そうなってくると、トリハロメタン等の発癌物質
の存在なども懸念される材料となるのです。
既存の生態系を崩すと言う事は、実は非常に怖いことでもあるのです。
有機汚濁の目安は、BOD(生物化学酸素要求量)という指標で表されます。これによって様々な生活雑排水の
水質を比較することが出来ます。
表記される水質は一応の目安です。水量が一定であれば、数値が高いほど川や海を汚していることとなります。
水中の有機物が生物化学的に酸化されるのに必要な酸素量のことです。
生物化学的酸化とは、水中の好気性微生物が有機物を栄養源とし、水中の酸素を消費してエネルギー化、生命維持、
増殖するとき、有機物が生物学的に酸化分解されることを言います。
有機物が多いほど消費される酸素量が多くなります。したがって、BODが高いことは、その水中に有機物が多い
ことを示す重要な指標になります。
生物化学的酸素要求量は試料を20℃、5日間静置し、静置前と後の溶存酸素量をウインクラー法で測定し、その
間に消費された溶存酸素量(mg/L)で表します。
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