微生物と一言に言っても、その種類は色々とあるので、ここでは家庭などから流れ出た、排水をきれいにしようと 頑張っている微生物たちを簡単に紹介します。
ボールや棒状、またはスプリング形状の最小の生物です。800倍以上の高倍率の顕微鏡でないとはっきり見る ことが出来ません。流し台から流れていく食べかすの汁や、トイレから流れた人間の排泄物などの汚物を主食と して増殖します。
一般的な方法として、好気性微生物を使う場合、汚水の中にエアレーション(空気を送り込む装置)をかけ、 微生物の動き易い環境をつくります。微生物たちは、活発に活動し、餌を食べ、汚物を吸い込み、水を浄化 します。しかしながら、非常にデリケートな微生物(好気性菌)ですので、環境が劣化していくと、死滅して いしまいます。 エコバイオくんの場合、共生菌と呼ばれるKD−1を主力としていますので、悪劣な環境でも生き抜き、驚異 の働きを見せてくれます。 膠質性被覆菌類 参照。
下水を容器に入れ、空気を吸い込んで数日間そのままにしておきます。そして、空気を止めると、はじめに見られ なかった綿状の小さな塊が集まってだんだん大きくなって沈んでいきます。お椀に入った味噌汁が雲のようにだんだ ん沈んでいく様子と似ています。「活性汚泥 Activeed Sludge」の誕生です。 活性汚泥を顕微鏡で見ると、様々な生物が動き回っている様子が見られます。活性汚泥を生物学の立場から定義する と、「細菌類や菌類を主な構成物質とし、原生動物や小形の後生動物を従属生物群とした、複合生物群で、水中の有 機物を吸着、分解しながら呼吸増殖を続ける一つの生態系」というような表現になります。